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経営指針

シンプルに考える
『複雑なことほどシンプルに考える』
これは、経営だけでなく、仕事においてもいえることです。
一見複雑そうに見えることでも、複雑に見せている要素をどんどん削ぎ落としていくと、シンプルな原理原則が見えてくる。
短慮するということではありません。
物事を考え抜いて、追及し尽す、すると本質が見えてくるということです。

経営学、帝王学、BS、PL、損益分岐点、自己資本比率、キャッシュフローなど言葉だけでも難しそうに見えますね。
実際には、様々な種類の膨大な数値が絡むので、更に難しく見えるかと存じます。
でも、シンプルに考えれば、家計やお小遣いの管理と原理原則は同じです。

「収入よりも支出が多ければ、赤字」 「収入よりも支出が少なければ、黒字」
「手元にお金がなければ、借金をする」 「借金を返せなくなれば、倒産」

つまり、借金がなく、常に黒字であれば、倒産することはないんです。
簡単ですね。

会社=村
社員=家族
みんなが安心して、生活できる会社であり続けること
シンプルに考えるのは、組織論についても同じです。
「企業の目的と存在意義」よくテーマになることですね。
企業の存在意義とは何か、誰のために存在するかということです。
多い見解としては、「会社は株主のモノ」「社会貢献」「利潤追求」「従業員のため」。
世界的経営学者は、「事業の目的は顧客の創造である・・・」と言っています。

私は、アマゾンの奥地や石器時代にあるような小さな村をイメージするようにしています。
一人では、獲れない獲物もみんなで力を合わせれば獲れる。
獲った獲物は、みんなで分ける。獲物が少なければ、みんなで少しづつ食べる。
血は繋がっていないけど、みんな家族のような仲間なんです。
そんな村のような会社の指針、
それは、『みんなが安心して、安定的な生活を送ることができる会社であり続けること』です。

戦略

石橋を叩いて渡る・・・
創業以来 全期黒字、無借金経営
『石橋を叩いて渡る・・・』当社の戦略を表す上で、最適な言葉だと思います。

「会社経営は、ギャンブル・・・」
「社運を賭けて・・・」

よく耳にする話です。
正直、共感できる面もあります。
一足飛びに、莫大な利益を得たり、飛躍的な成長を遂げる可能性があるからです。
しかし、大きなリターンがあるということは、大きなリスクがある・・・当然ですね。
従って、『みんなが安心し、安定的な生活をできること』とは掛け離れてしまいます。

「円高」「欧州債務危機」「BRICs、アジア諸国の台頭によるグローバル競争の激化」など、日本経済を取り巻く環境は厳しさを増しています。
過去には、「リーマンショック」や「震災」などもありました。
そんな中でも、当社が創業以来、全期黒字、無借金経営を続けてこれているのも慎重且つ緻密な戦略が大きな要因の1つと考えています。

社風・風土

オープン経営
「社員一人一人が経営者のように、自ら考えて行動を・・・」
これもよく耳にする話ですね。

では、社員と経営者 何が違うのでしょうか?

経営者は、社員より優れているのでしょうか?
経営者は、社員より高い教養を備えた人ばかりなのでしょうか?

確かに、偉人と呼ばれる優れた経営者は沢山います。
でも、全ての経営者が偉人である訳ではありません。
自慢できる話ではありませんが、私は社内で一番頭が悪いと思っています。

私が考える社員と経営者の違い、それは情報量です。

経営者は、収入、支出をはじめ、資産、資金など会社に関する全ての情報を持っています。
一方、社員には、断片的な一部の情報しか与えられません。

断片的な一部の情報しか知らない社員に、「経営者のように、自ら考えて行動を・・・」
原理原則で考えれば、無理難題ですね。

でも、「社員一人一人が経営者のように、自ら考えて行動を・・・」
これは強い会社を作るには、不可欠なことです。

では、どうしたら 社員一人一人が経営者のように、自ら考えて行動できるようになるのでしょうか。
簡単な話です。
「経営者と社員の情報量を同じにする」これだけです。
ですから当社では、全ての情報をオープンにしています。

社員は家族
『社員は家族』
「人も物も必要な時に、必要な数だけ・・・」と徹底した合理主義を貫く、「欧米型経営=強い会社」 と考える方から見れば、「甘い」「理想論」「不況を乗り越えられない」「グローバル競争を勝ち抜けない」と揶揄されてしまうかもしれません。

しかし、どうすれば、『強い会社』ができるか。
これを突き詰めた結果、行き着いた答えが『社員は家族』これなんです。
古き良き日本の会社が持っていた精神です。

強い組織それは、ベクトルが1つになっている組織です。
集団を構成する、個々の人々の志向が一致していないと、力が分散してしまい、大きな力を発揮し続けることができない・・・当然の原理ですね。
苦難に直面した時こそ、ベクトルを1つにし、一致団結することが大切です。

では、苦難に直面した際、
「人も物も必要な時に、必要な量だけ」と考える会社において
ベクトルを1つにし、一致団結することができるでしょうか?

「自分も切られるかもしれない・・・」
「帰属意識はない・・・別にこの会社じゃなくとも・・・」
「今の内に別の会社に・・・」

ベクトルを1つにし、一致団結することは難しいですね。
当然の事だと思います。

これを実感できたのが、100年に1度の不況と言われたリーマンショックの時でした。
他の企業と同じく、当社も大きな影響を受けました。
しかし、同業他社よりも被害を少なく、また期間においても半年以上早く切り抜けることができました。

他の企業がリストラクションを模索する中、
当社においては、『どうしたら、みんなで乗り切れるか?』これしか考える必要がなかったのです。
今では、あの厳しい状況があったお陰で、更に強い会社になれたと思えるほどです。

ビジョン

2017年 自社開発商品販売開始
2020年 組込みソフトウェア業界No,1
2030年 世界No,1メーカー
小兵力士が横綱から金星を上げることがあります。時には、優勝することも。
でも続くことはありません。

企業において勝ち負けが出入りすることは許されません。
負けが続けば、それは倒産を意味します。

2030年までに、世界No,1メーカーになることを計画に掲げる当社ですが、何か世界初の画期的商品を開発・販売し、一時的にトップに立とういうことではありません。

力士に例えれば、「世界の名立たるメーカー=横綱」「今の当社=小兵力士」

我々は、小兵の状態で勝負を挑むつもりはありません。
体を横綱と同等、それ以上の大きさになるのを待ってから勝負します。
当社が採用に力を入れるのもこの為です。

求める人物像

終身雇用  年功  定着性
21世紀に入り先進各国では少子高齢化が進み、大きな社会問題になっています。
人口バランスの重要性、これは企業においても同じです。
当社においても10年20年先の人口バランスを鑑みて採用を行っています。
「人も物も必要な時に、必要な数だけ・・・」という欧米型合理主義経営を理念に掲げる会社であればリストラクションを行い、強制的にバランスを調整することができますが、終身雇用を理念に掲げる当社においては、困難です。
正確には、困難というよりも「そんなことはしたくない」というのが本音です。

私も皆さんのように、就職活動をし、会社勤めをしていました。
転職も経験しています。
若い頃は、「実力主義」に魅力を感じました。
会社という枠に縛られるのではなく、自分をより必要としてくれる会社、高く評価してくれる会社へと「華やかなキャリアチェンジ」に憧れた頃もありました。
でも、年齢を重ね、社会全体、自分自身をようやく客観的に見えるようになり、『安心』『安定』『将来設計ができる』など 重視する価値観も180°変わりました。

「実力主義」「華やかなキャリアチェンジ」が間違っているということではありません。
ただ、若い頃の私のような価値観を持った方には、合わない会社だと思います。

『終身雇用』『安心』『安定』『将来設計ができる』など 価値観を共有できる方からご応募いただきたいと考えております。

やる気
「技術力、コミュニケーション能力、表現力」
一般的に指標とされるものですが、当社では重視しません。

当社が重視するもの、それは『やる気』と『人間性』です。

なぜ「技術力、コミュニケーション能力、表現力」を重視しないのか?
それは、幾らでも入社後に教育し、伸ばすことができるからです。

実際、大半が入社時には、技術力、コミュニケーション能力、表現力に自信がなかった社員です。
でも、今では 当時の想像がつかないような社員ばかりです。
不器用でいいんです。
1つのことを覚えるのに、人の2倍、3倍かかってもいいんです。
「出来が悪いから、明日から家族じゃない・・・」
こんな話聞いたことないですよね。
『出来が良かろうが、悪かろうが 家族は、家族。』
『出来が悪いなら、良くなるまで、何十回、何百回でも教えてやればいい。』

敬愛する土光敏夫さんの言葉を借りれば、
『息子さんに下駄をそろえろと言って、三べん言ったらそろえるか?
自分の子供が洟(はな)を垂らしていたら洟をかむまで、100ぺんでも200ぺんでも注意するだろう。』
といったところです。

人を採用するということは、『その人の人生を背負う』『その人の人生に対し責任を持つ』ということ。
だから採用した人間が、その人が終身働けるよう責任を持って教育する。
役員ではなく、各グループリーダーに、採用決定権を一任しているのもその為です。

こんな話をすると「素晴らしい会社」「入社できれば努力しなくて大丈夫」「グループリーダーがどうにかしてくれる」
と勘違いされる方もいるかもしれません。

スポーツで言えば、コーチができることは、問題点の指摘や練習方法のアドバイス、特訓に付き合う程度のこと。
実際に、練習するのは選手です。 選手の努力なくして成長はありえません。
つまり、幾ら必死に教えようとしても、本人のやる気がなければ、どうにもならないということです。
1つのことを覚えるのに、人の2倍、3倍かかるなら、人の2倍3倍練習すればいいんです。
でも、人の2倍、3倍練習する・・・口で言うのは簡単ですが、容易なことではありません。
これを支えるのは、本人のやる気だけです。
ですから当社は、『やる気』を重視します。

人間性
自分の両親、家族が大好きな人
人間性は、両親をはじめ、兄弟、友人、学校の先生など、これまで関わった人間によって、培われるものであり、二十歳ごろまでには完全に形成されてしまう。
人間性を教育したり、入社後に、本人の努力で変えるといったことはできないものと考えているからです。

ですから当社は、『人間性』を重視します。

でも、自分の人間性なんて客観的に判別できないですよね。
簡単な判別方法をお教えします。

『自分の両親、家族が大好きな人』

自信を持って言える方は、間違いありません。 是非、自信を持ってご応募下さい。

代表取締役社長 長谷川 靖