終身雇用 年功 定着性
21世紀に入り先進各国では少子高齢化が進み、大きな社会問題になっています。
人口バランスの重要性、これは企業においても同じです。
当社においても10年20年先の人口バランスを鑑みて採用を行っています。
「人も物も必要な時に、必要な数だけ・・・」という欧米型合理主義経営を理念に掲げる会社であればリストラクションを行い、強制的にバランスを調整することができますが、終身雇用を理念に掲げる当社においては、困難です。
正確には、困難というよりも「そんなことはしたくない」というのが本音です。
私も皆さんのように、就職活動をし、会社勤めをしていました。
転職も経験しています。
若い頃は、「実力主義」に魅力を感じました。
会社という枠に縛られるのではなく、自分をより必要としてくれる会社、高く評価してくれる会社へと「華やかなキャリアチェンジ」に憧れた頃もありました。
でも、年齢を重ね、社会全体、自分自身をようやく客観的に見えるようになり、『安心』『安定』『将来設計ができる』など 重視する価値観も180°変わりました。
「実力主義」「華やかなキャリアチェンジ」が間違っているということではありません。
ただ、若い頃の私のような価値観を持った方には、合わない会社だと思います。
『終身雇用』『安心』『安定』『将来設計ができる』など 価値観を共有できる方からご応募いただきたいと考えております。
やる気
「技術力、コミュニケーション能力、表現力」
一般的に指標とされるものですが、当社では重視しません。
当社が重視するもの、それは『やる気』と『人間性』です。
なぜ「技術力、コミュニケーション能力、表現力」を重視しないのか?
それは、幾らでも入社後に教育し、伸ばすことができるからです。
実際、大半が入社時には、技術力、コミュニケーション能力、表現力に自信がなかった社員です。
でも、今では 当時の想像がつかないような社員ばかりです。
不器用でいいんです。
1つのことを覚えるのに、人の2倍、3倍かかってもいいんです。
「出来が悪いから、明日から家族じゃない・・・」
こんな話聞いたことないですよね。
『出来が良かろうが、悪かろうが 家族は、家族。』
『出来が悪いなら、良くなるまで、何十回、何百回でも教えてやればいい。』
敬愛する土光敏夫さんの言葉を借りれば、
『息子さんに下駄をそろえろと言って、三べん言ったらそろえるか?
自分の子供が洟(はな)を垂らしていたら洟をかむまで、100ぺんでも200ぺんでも注意するだろう。』
といったところです。
人を採用するということは、『その人の人生を背負う』『その人の人生に対し責任を持つ』ということ。
だから採用した人間が、その人が終身働けるよう責任を持って教育する。
役員ではなく、各グループリーダーに、採用決定権を一任しているのもその為です。
こんな話をすると「素晴らしい会社」「入社できれば努力しなくて大丈夫」「グループリーダーがどうにかしてくれる」
と勘違いされる方もいるかもしれません。
スポーツで言えば、コーチができることは、問題点の指摘や練習方法のアドバイス、特訓に付き合う程度のこと。
実際に、練習するのは選手です。 選手の努力なくして成長はありえません。
つまり、幾ら必死に教えようとしても、本人のやる気がなければ、どうにもならないということです。
1つのことを覚えるのに、人の2倍、3倍かかるなら、人の2倍3倍練習すればいいんです。
でも、人の2倍、3倍練習する・・・口で言うのは簡単ですが、容易なことではありません。
これを支えるのは、本人のやる気だけです。
ですから当社は、『やる気』を重視します。
人間性
自分の両親、家族が大好きな人
人間性は、両親をはじめ、兄弟、友人、学校の先生など、これまで関わった人間によって、培われるものであり、二十歳ごろまでには完全に形成されてしまう。
人間性を教育したり、入社後に、本人の努力で変えるといったことはできないものと考えているからです。
ですから当社は、『人間性』を重視します。
でも、自分の人間性なんて客観的に判別できないですよね。
簡単な判別方法をお教えします。
『自分の両親、家族が大好きな人』
自信を持って言える方は、間違いありません。 是非、自信を持ってご応募下さい。
代表取締役社長 長谷川 靖